ASICS Walking 28SS
Persona Workshop
2026.05
Confidential

UNFOLD.

歩くたび、わたしの世界が動き出す。

ASICS Walking
Persona Visualization Workshop
01 / 視座

Vision & Statement

2035 — 2028 — Now

The Essential Partner to
Move Body and Mind.

このワークショップは、
「機能のスペック訴求」から「情緒価値で選ばれる体験ブランド」への転換を、
ペルソナという具体的な人物像から始める試みです。

一人の女性を、本当に存在するレベルまで描き切ることで、
ブランドのDoとDon'tが、判断可能な「人」の輪郭として立ち上がります。

28SS Theme
UNFOLD
拡張・解放。歩くことで、人生がひらいていく。
Brand Direction
From Spec
to Stillness
説明から、佇まいへ。
機能で信頼をつくり、感性で選ばれる。
02 / ターゲット

Communication Target

40 – 50s Women

既存および新規を含む
健康意識層の40〜50代女性。

ライフステージの変化により、健康意識が高まり、
ウォーキング等のライトな運動への意向を持つ。
価格やブランドにとらわれず、機能性も見極め、
自身に合う快適性を求める都会型生活者層。

Insight
「若返り」より
「自分らしい快適なコンディション」
Behavior
SNSより、リアルな体験。
量より質、トレンドより自分軸。
Values
媚びない自尊心、
エビデンスへの信頼、自然な所作。
Lifestyle Cue
引き算の美学 / 編集された日常
静かな品格 / 自己調整の哲学
03 / プロセス

Workshop Process

4 Steps

ブランドペルソナは、一発で「これ」と決められるものではありません。
ターゲット像には必ず幅があり、その中でブランドと最も共鳴する一点を
見つけるプロセスを、4段階で設計しました。

STEP 01
Diffuse
拡散
戦略軸を満たす8案の人物像を、
見た目とライフモードの幅で展開。
STEP 02
Evaluate
評価
ブランド軸との整合性を、
4つの問いで定量・定性に判断。
STEP 03
Select
選定
幅の中心から1名を選び、
残りを将来の派生軸として保存。
STEP 04
Embody
具現化
選ばれた1名を、表情・服装・
シーンの映像として立ち上げる。
04 / 拡散

Persona Spread

8 Candidates

年齢×ライフモード×職業の軸で、
ブランド共通DNAを保ったまま8案を展開しました。
— カードを選ぶと、06以降が選択した人物の詳細に切り替わります。

Selected
高橋 美咲
No. 01
高橋 美咲
Misaki Takahashi, 42
通勤前30分散歩で
思考を整える
知的キャリア — 外資マーケディレクター
Selected
中野 雅子
No. 02
中野 雅子
Masako Nakano, 53
銀髪を品よく、
抜け感ある知性
知的キャリア — 医療コンサルパートナー
Selected
Chisato Ando — No.03
No. 03
安藤 千里
Chisato Ando, 47
古民家暮らし、
歩きが執筆の儀式
ナチュラル文化人 — ライフ誌編集者
Selected
杉本 由美
No. 04
杉本 由美
Yumi Sugimoto, 54
葉山在住、
海辺の長散歩
ナチュラル文化人 — 陶芸家・エッセイスト
Selected
川島 麗子
No. 05
川島 麗子
Reiko Kawashima, 58
白金台、
生涯の品格と健康
都市セミリタイア — 元銀行役員・茶道師範
Selected
森田 早苗
No. 06
森田 早苗
Sanae Morita, 48
全国取材、
1日10km歩く
旅と趣味 — フードフォトグラファー
Selected
篠田 智子
No. 07
篠田 智子
Tomoko Shinoda, 51
鎌倉古民家、
土と植物と歩く
旅と趣味 — 庭園デザイナー
Selected
石川 響子
No. 08
石川 響子
Kyoko Ishikawa, 45
神宮前、
モードと機能の両立
モード寄り — インテリアスタイリスト
05 / 評価と選定

Selection Rationale

4 Axes × 8 Candidates

選定は、4つの問いに対する整合性で判断しました。
「なぜこの人物なのか」「なぜ他ではないのか」を、
共通言語にできるかたちで残します。

Axis A
戦略との整合性
ブランド指針の Do / Don't と、
人物像が自然に合致するか。
Axis B
ブランド世界観との重なり
ブランドが目指す世界観の中に
違和感なく存在できるか。
Axis C
歩きの動機の深さ
機能訴求を超えた、
情緒に翻訳された動機があるか。
Axis D
映像強度
シーンが没入感ある映像として
成立する人物か。

Evaluation Matrix

No. Name Type A B C D
01高橋 美咲知的キャリア
02中野 雅子知的キャリア
03安藤 千里ナチュラル文化人
04杉本 由美ナチュラル文化人
05川島 麗子都市セミリタイア
06森田 早苗旅と趣味
07篠田 智子旅と趣味
08石川 響子モード寄り

Why No.03 — 5 Reasons

  1. 戦略の Do を、設定でなく暮らしで満たす
    朝の散歩、光の入る書斎、リネン・カシミアの素材。これらが演出ではなく、彼女の日常そのものとして存在する。
  2. 歩きの動機が、最深層にある
    「歩くと文章が整う」— 機能を情緒に翻訳した究極の表現。自己調整というブランド哲学を、ひとつの言葉に体現している。
  3. 目指す世界観との一致が、解像度高い
    量より質、自分軸、紙の本、リアル体験、自然素材、適切なSNS距離感。ブランドが届けたい世界観の中で違和感なく息づく解像度。
  4. 映像強度が、最も高い
    編集者という職業は、内面の余白が視覚化される。書斎・公園・カフェ・本屋・軽井沢。どのシーンも所作が画になる。
  5. 再現性と拡張性
    中心軸として機能する骨太さがあり、今後の派生展開(陶芸家、フォトグラファー等)も自然に派生できる。
06 / 確定ペルソナ

Chisato Ando

No.03 — A real person, not a sketch
Persona Key Visual
Chisato Ando

安藤 千里

Profile

A Day in Her Life — Weekday

She Often Says

Brands & Lifestyle Map

彼女の選択を「具体的なブランド・店・買い物の所作」で見ていくと、
ブランドが届けたい世界観との距離が、輪郭としてはっきり浮かびあがる。

07 / ブランドギャップ

Brand Gap Analysis

Persona vs Current Brand

ペルソナが期待する世界観と、
現状のアシックスウォーキングのブランドイメージを
6つの軸で重ね合わせ、ギャップを可視化しました。

Current Brand
Persona Expectation
Strategic Interpretation

08 / オーディション

Audition

Character Consistency Locked

同一人物を保ったまま、表情・服装・場面を複数カットで展開。
「彼女がここに存在する」を、立体的に立ち上げます。

09 / シーン

Scenes from Her Life

6 Films · 24fps

平日のリズム、軽井沢の余韻。
ひとりの女性の世界が、靴を通してこれだけ広がる。

Scene 01 — Morning Walk
Scene 01

朝の砧公園散歩

06:30 · 7 sec · Setagaya

白いリネンシャツに、グレーのカシミアカーディガン。
黒柴の凪と並んで、トラックは公園を横切る彼女に寄り添う。
風が髪を揺らす。視線は前方の小径へ。

Scene 02 — Writing at Night
Scene 02

書斎で原稿執筆

21:45 · 6 sec · Home Study

万年筆が紙を走る。一行書き終えて、ふと窓の外へ視線。
数秒の沈黙のあと、再びインクが流れる。
内面の余白が、画面に滲み出る瞬間。

Scene 03 — Coffee Stand
Scene 03

神保町のコーヒー

09:15 · 6 sec · Jimbocho

紙カップを受け取り、店を出る。
空をひとつ見上げてから、彼女は今日の編集会議へ歩き出す。
ささやかな、けれど大事な日常の儀式。

Scene 04 — Bookstore
Scene 04

夕方の三省堂

17:30 · 6 sec · Sanseido

新刊を一冊手に取り、表紙を見つめる。
ページをめくり、3秒の沈黙。そっと棚に戻す。
編集者の眼差しが、本という他者を慈しむ時間。

Scene 05 — Kumoba Pond
Scene 05

雲場池の朝散歩

05:30 · 8 sec · Karuizawa

湖面に朝霧、水面に映る森。
広大なフレームの中で、彼女は小さく、けれど確かに歩く。
自分を整える時間の、もっとも深い場所。

Scene 06 — After Rain
Scene 06

雨上がりの帰路

17:30 · 7 sec · Tokyo Backstreet

濡れた路面が、彼女の靴をかすかに映す。
傘を畳み直して、また歩き出す。
天候に動じない、静かな所作の連続。

10 / 活用展開

Beyond Visualization

AI Persona as Brand Asset

確定したペルソナは「ビジュアル」で終わりません。
AIで生まれた一人の女性を、ブランドの長期資産として活用していく道筋を提示します。

01
Persona Interview
AIペルソナへのヒアリング
千里をチャットボット化し、商品開発・コピー検証・接点設計の各段階で「彼女に聞いてみる」プロセスを実装。 生身のグループインタビューを補完し、意思決定スピードを上げる。
02
Early Adopter Model
アーリーアダプター仮想顧客
新商品リリース前に、千里のリアクションをシミュレートして「この商品を彼女が選ぶか/何を語るか」を予測。 プロトタイプ評価の高速サイクルを実現する。
03
SNS Presence
SNSアカウント運用
Instagram / Threads / note 等で千里として日常を発信。 ブランドメッセージを直接的に語らず、暮らしの所作で世界観を伝える。 ターゲット層との接点を継続的に持つ。
04
Editorial Content
編集コンテンツの主役
千里をモデル・コラムニストとして、ブランド誌・オウンドメディアで連載。 「彼女の朝の散歩」「彼女の本棚」「彼女の旅」など、暮らしから商品文脈へ自然に接続。
05
EC Concierge
EC接客アバター
ECサイト・直営店WEB予約ページに千里のアバターを配置し、商品選びを伴走。 機能スペックの羅列ではなく「あなたの一日に、この一足を」という対話で接客する。
06
Brand Film
ブランドムービー主演
季節ごとのブランドフィルムで千里を継続起用。 実写タレントと違い
「年齢を重ねながら、世界観に変化を与えていく」長期キャスティングが可能。
07
Store Loop
店頭ループ映像
直営店・百貨店の店頭で千里の所作映像を常時ループ。 「歩くこと」の哲学を、店頭の空気そのものとして伝える。 店員の代わりに静かなブランドメッセンジャーになる。
08
Media Tie-up
メディアタイアップ
雑誌・新聞・WEBメディアとのタイアップ企画で、千里を主人公とした特集を構築。 通常のKOLキャスティングよりも、ブランド軸との一貫性が担保できる。
09
Global Variant
海外展開・派生
千里の構造を保ったまま、海外市場向けにバリアント展開(中国・台湾・東南アジア・欧州)。 国ごとの千里バージョンが、それぞれの文化文脈で同じブランド哲学を伝える。
Why This Matters

AIペルソナはコストではなく 長期資産です。
一度確立した千里というキャラクターは、季節・媒体・国を越えて
一貫したブランドの語り手として機能し続けます。

実在タレントのスケジュール調整・契約更新・年齢変化に縛られず、
ブランドの意志に沿って育てていく編集可能なミューズとして、
ASICS Walking のあらゆる接点で価値を生み続けます。

11 / ロードマップ

Next Steps

From Workshop to Production

このワークショップで生まれた一人の女性を起点に、
ブランドのビジュアル基盤を本制作へと展開していきます。

Phase 01
ペルソナ確定
承認
本日提示の人物像を起点に、
最終確定を行います。
Phase 02
ビジュアル
本制作
キービジュアル本格生成、
シーズン全体のトーン拡張。
Phase 03
動画展開
拡張
EC・店頭・SNS用に、
シーン尺・媒体最適化。
Phase 04
派生ペルソナ
展開
落選した7名から派生軸を
選び、ターゲット幅を広げる。