歩くたび、わたしの世界が動き出す。
The Essential Partner to
Move Body and Mind.
このワークショップは、
「機能のスペック訴求」から「情緒価値で選ばれる体験ブランド」への転換を、
ペルソナという具体的な人物像から始める試みです。
一人の女性を、本当に存在するレベルまで描き切ることで、
ブランドのDoとDon'tが、判断可能な「人」の輪郭として立ち上がります。
既存および新規を含む
健康意識層の40〜50代女性。
ライフステージの変化により、健康意識が高まり、
ウォーキング等のライトな運動への意向を持つ。
価格やブランドにとらわれず、機能性も見極め、
自身に合う快適性を求める都会型生活者層。
ブランドペルソナは、一発で「これ」と決められるものではありません。
ターゲット像には必ず幅があり、その中でブランドと最も共鳴する一点を
見つけるプロセスを、4段階で設計しました。
年齢×ライフモード×職業の軸で、
ブランド共通DNAを保ったまま8案を展開しました。
— カードを選ぶと、06以降が選択した人物の詳細に切り替わります。
選定は、4つの問いに対する整合性で判断しました。
「なぜこの人物なのか」「なぜ他ではないのか」を、
共通言語にできるかたちで残します。
| No. | Name | Type | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 01 | 高橋 美咲 | 知的キャリア | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
| 02 | 中野 雅子 | 知的キャリア | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ |
| 03 | 安藤 千里 | ナチュラル文化人 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 04 | 杉本 由美 | ナチュラル文化人 | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
| 05 | 川島 麗子 | 都市セミリタイア | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
| 06 | 森田 早苗 | 旅と趣味 | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 07 | 篠田 智子 | 旅と趣味 | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
| 08 | 石川 響子 | モード寄り | △ | ◯ | △ | ◯ |
彼女の選択を「具体的なブランド・店・買い物の所作」で見ていくと、
ブランドが届けたい世界観との距離が、輪郭としてはっきり浮かびあがる。
ペルソナが期待する世界観と、
現状のアシックスウォーキングのブランドイメージを
6つの軸で重ね合わせ、ギャップを可視化しました。
同一人物を保ったまま、表情・服装・場面を複数カットで展開。
「彼女がここに存在する」を、立体的に立ち上げます。
平日のリズム、軽井沢の余韻。
ひとりの女性の世界が、靴を通してこれだけ広がる。
白いリネンシャツに、グレーのカシミアカーディガン。
黒柴の凪と並んで、トラックは公園を横切る彼女に寄り添う。
風が髪を揺らす。視線は前方の小径へ。
万年筆が紙を走る。一行書き終えて、ふと窓の外へ視線。
数秒の沈黙のあと、再びインクが流れる。
内面の余白が、画面に滲み出る瞬間。
紙カップを受け取り、店を出る。
空をひとつ見上げてから、彼女は今日の編集会議へ歩き出す。
ささやかな、けれど大事な日常の儀式。
新刊を一冊手に取り、表紙を見つめる。
ページをめくり、3秒の沈黙。そっと棚に戻す。
編集者の眼差しが、本という他者を慈しむ時間。
湖面に朝霧、水面に映る森。
広大なフレームの中で、彼女は小さく、けれど確かに歩く。
自分を整える時間の、もっとも深い場所。
濡れた路面が、彼女の靴をかすかに映す。
傘を畳み直して、また歩き出す。
天候に動じない、静かな所作の連続。
確定したペルソナは「ビジュアル」で終わりません。
AIで生まれた一人の女性を、ブランドの長期資産として活用していく道筋を提示します。
AIペルソナはコストではなく 長期資産です。
一度確立した千里というキャラクターは、季節・媒体・国を越えて
一貫したブランドの語り手として機能し続けます。
実在タレントのスケジュール調整・契約更新・年齢変化に縛られず、
ブランドの意志に沿って育てていく編集可能なミューズとして、
ASICS Walking のあらゆる接点で価値を生み続けます。
このワークショップで生まれた一人の女性を起点に、
ブランドのビジュアル基盤を本制作へと展開していきます。